葬儀社まとめ
お葬式の流れと費用
お葬式は近年、小規模な家族葬が増えています。
昔のように人を大勢呼ぶ葬儀は少なくなっても、亡くなった方を偲ぶことにかわりはありません。
突然のことだった人も、心の準備期間があった方も、最後の時間を余裕をもって過ごすために、
お葬式をどうするか?
葬儀社はどこに頼むか?
と考えておいていいと思います。
最近ではご本人が事前の準備をするケースも少なくありません。
お葬式の流れ
一般的な仏教でのお葬式の流れをご紹介します。
1日目
- 病院でのご臨終
- 葬儀社に連絡
- ご自宅、もしくは葬儀場への搬送
- 枕経(枕飾り)、葬儀の打ち合わせ
2日目
- 湯灌(※故人の衣服や死に化粧を整えること)、納棺
- 通夜
3日目
- 告別式、出棺
- 火葬、骨上げ(拾骨)
骨上げで骨壷に遺骨を収め、自宅へ持ち帰ります。
これでお葬式は終わりになります。
お葬式の費用
地域によって相場は異なります。
上記のように通夜と告別式を行い、家族葬として小規模(参列者が10人以内程度)であれば、20~40万円が目安かと思います。
葬儀社に支払う費用の他に、戒名をつけて読経してくれるお坊さん、お寺さんに別途謝礼が必要です。
これも地域差がありますが、15~20万円程度かと。
菩提寺(檀家になっているお寺、普段から付き合いのあるお寺)がなければ、葬儀社に手配を頼めます。
病院の入院着から浴衣に着替えさせてもらったり、葬儀の参列者の人数の上限設定など葬儀社によって細かいサービスは異なります。
余裕があれば事前に見積もりを取っておくとスムーズです。
火葬式(直葬)について
お通夜や告別式を行わず、火葬のみとする方法です。
最近は増加傾向にあります。
一般的な葬儀に比べ10~25万円程度と安価なのが特徴です。
ただ、個人的な感想になりますが、お葬式は可能であれば行っておいた方が、遺族にとっても心の区切りになると思います。